10.15.2023年の政府の少子化対策について
2023年3月31日に政府から公表された『異次元の少子化対策の試案』は、すでに生まれた児童への対策だけです。この『試案』は、若者が低収入と長時間労働で結婚できず、一般世帯も貧困化で出産を控える状態を、完全に無視しています。過去30年間の少子化対策が児童対策だけで効果を挙げなかった事実が分かっているのに、また過去と同じ誤りを繰り返しています。これでは今までと同様に出生数は確実に減少し、現在生きている私たちの孫や曾孫の時代には日本の人口が5.000万人以下の4,000~3,000万人へと縮小する危険性を持って居ます。
2023年時点の日本政府は、一般民間人や識者からの結婚と出産を促進する施策の提言を無視して、『異次元の少子化対策の試案』は生まれた後の子供への対策に終始して、結婚や出産を促進しなかった過去30年間の効果の無い施策を継承し、今後も出生数を引き続いて減少させ、これからの日本の人口を徹底して減少させることを狙っているようです。日本政府は、誰のために、何のために、日本を衰亡へと向かわせようとするのでしょうか。
日本を衰亡させることを狙っている国があるのでしょうか。
また、日本が衰亡することで利益を得る誰かが居るのでしょうか。
しかし、日本政府の要人がどこかの国や誰かの手先であり代理人である最悪の事態は想定したくないので、『異次元の少子化対策の試案』から、若者の結婚と出産を促す提言を無視して、この大切な施策がなぜ欠如しているのか理解に苦しみます。
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