7.2.生命表を見る
図7—2と図7—3は、生まれた10万人のその後の生存数の推移を年齢の経過と共に示してあり、年齢が高くなるにしたがって男性では75歳ごろから、女性では83歳前後から急激に生存者の数が減少し、男性では105歳で生存者はほぼゼロになり、女性では110歳でほぼゼロになっています。
日本がこのように高寿命化が進んだのは次の理由によると考えられます。
日本がこのように高寿命化が進んだのは次の理由によると考えられます。
(a)医学の発展と医療技術の進歩
(b)病院や診療所などの 医療施設の増加,医師・看護師その他の医療サービス従事者の増加,医療保険制度の拡大と普及
(c)食事と栄養の改善
(d)生活水準の向上や労働条件の改善などによる身体衰弱の緩慢化
(e)感染症罹患率の低下
(f)教育水準 の上昇
(b)病院や診療所などの 医療施設の増加,医師・看護師その他の医療サービス従事者の増加,医療保険制度の拡大と普及
(c)食事と栄養の改善
(d)生活水準の向上や労働条件の改善などによる身体衰弱の緩慢化
(e)感染症罹患率の低下
(f)教育水準 の上昇
これ等は何れも日本がすでに成熟社会へ入っていることを示しており、これは先人と現代の人々の真面目な努力の結果であり、誇れる好ましく感謝すべきことと思われます。
この長寿命化は日本で定着している定年退職制の定年となる年齢の決定と深く関わっていますので、まずその定年退職制の歴史に関して調べてみます。
この長寿命化は日本で定着している定年退職制の定年となる年齢の決定と深く関わっていますので、まずその定年退職制の歴史に関して調べてみます。
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